TRA. BBS   



続き。
 投稿者:永盛綾子  1999年12月14日 23時51分

さっき書き忘れました。TRA.はメンバー7人のサークルです。(はいほー、はいほー♪)
各自の得意分野がちょっとずつ違うのでいい感じ、と個人的には思っています。そう言えば昔「7人のおたく」っていう映画がありましたね…。

>印刷所
TRA.は、あまりオフセット歴は長くないんですよ。
コピー本の場合はミサキ御前が毎度がんばってくれているようで、オフセットより納得のいく仕上がりになることもしばしば。(個人でコピー本作ってみたら、あの印刷クオリティを出すことの難しさを痛感した…)
なにせ私が後先考えず、消しゴムで消えるような丸ペンの線およびベタを多用するせいで、印刷部隊の皆様にはご迷惑をおかけしておりますです。央華の設定集なんかも大変だったのでは?

印刷所によっても仕上がりの傾向って違うと思うのですが。
TRA.で利用している日本コムという印刷所は、「線が薄いと飛びやすい」とよく言われているようです。私の絵の場合、ペン入れしてあっても消しゴムをかけた段階でちょっと薄くなってしまい、最初に作った本では細かいところが飛んでしまってきれいに出ませんでした。(人間失格通信零号のこと)
その後、印刷する前に一度コピーを通して白黒をはっきりさせてから入稿すると仕上がりが良いというのを発見しまして。今はけっこうきれいに出ています。
このやり方だと入稿するのはコピーの方なので、イラスト原稿が手元に残るというのも嬉しいですね。(うちのサークルの場合、描き手と原稿管理人が違うのでこれは大きい)もっとも、印刷で出る線は原画の線より太い…というか濃い感じに出るような気がします。

ベタについては…ベタそのものがきれいに出るかと言った場合、オフセよりコピーの方が辛いような気がします。コピーだと広範囲のベタはムラが出てしまい、綺麗に仕上がらないことが多いです。
ただ、速見さまがフォローして下さったように、トーンとベタの併用となるとオフセでうまくいかないケースが多いのでしょう。

>極細修正液
私の方が聞きたいくらいです(笑)。というか、山田章博氏がよくやっている「ベタの上に細い白線」というのはどうやって実現するのだ?白インクで試してみましたが、絶対あんな風にはできません。
ただ、コピーのトナーってインクを吸わない性質があるので、黒い部分をコピーしてその上から濃いめの白インクで描くといい感じになることを発見。
「極細修正液」は乾いた時にそれほど硬くならないらしくて、上からペンで加筆しようとすると削れてしまい、かえって使いにくく感じます。

>皓さま
キリ番、おめでとうございます!
トーンの使い方について。うまく切る自信がないとか細かすぎてきれいに切れないとかいう場合、ちょっと大きめに切って貼り、余分なところを削るというのがおすすめです。
削るやり方はご存じですか?トーンの表面をカッターの先でひっかくと、カツオブシを削るみたいにして(←他に表現法は無かったんかい…)トーンの表面だけを削り取ることができます。ちょっとコツが要るかも知れませんが、トーンの型番とかを印刷してある所の黒い部分で練習しましょう。これを活用するとかなり幅のある表現が可能になるので、トーンユーザーの方には必須かも知れないですね。
面白がって削りすぎて「トーン貼った意味無いじゃん」ってなることもしばしばですが(笑)。
色塗りがはみ出すというのは、使っている筆に問題があるのかも知れません。
私のお勧めは、日本画用の「削用」(さくよう)という種類の筆です。軸が竹でできていて、一本1500円前後だったような気が。
ちょっと高価ですがめちゃくちゃ使い勝手がいいです。それなりに太さはあるのですが先端はとても鋭い筆なので、細かい部分も広い部分もこれ一本あればOKです。

>システィナ礼拝堂
あのフレスコ画があんなに色鮮やかだったと判明したのは、美術史が動乱するほどの出来事だったそうですね。ミケランジェロの絵画は点数が少ないので、あの壁画の修復によって彼に対する見方がかなり改まったそうです。
あれも見に行きましたが、とにかく首が疲れる疲れる(笑)。母が「病院のキャスターつきベッドに寝たまま見られたらいいのにね」などと言っておりました。
ひとことで「修復」と言ってもどのレベルで修復するのかはなかなか難しい問題のようです。
「アダムの創造」の場面で、神がアダムに差し伸べている指は最初は二本だったのだとか。でも指一本のあの図があまりにも広く認識されている今日、指二本に描き直すのもどうか…ということで、あの指は一本のままで修復したそうです。
何にせよ、イタリアはああいう修復作業にちゃんと予算が行っているのがいいですね。楽しみにして行ってみたら修復中で見られなかったというのもざらですが。

薬師寺の塔が片方だけ新品みたいになっているのは、私も「ん?」という感じでした(笑)。古いものはやはり古そうな外観になっていて欲しいな〜という願望(それもヘンだけど)みたいなのがあるんですかね。

>ぼ〜みんさま
バロックは一枚でも充分に面白いゲームですよ〜。
「真・天使虫キーホルダー」の「真」とは何ぞや?についてですが。
サターン版バロックが発売される前、「天使虫キーホルダー」というグッズがあったのです(実は私も一つ持っています。笑)。
しかしこの「天使虫キーホルダー」、バロックのスタッフの方はあまり出来が気に入ってなかったらしくて。で、それの敗者復活戦かどうかは知りませんが「真・天使虫」の方は試行錯誤の末、かなり改心の出来に仕上がったのだそうです。
しかし二つ並べてみると、「真」の方が前よりずっと不気味になっている気が…。

クロノトリガーは、スーファミ版を途中までやってそのままになってしまった。マールちゃんよりルッカが好きです。
「カエル」という名があんまりだと思うのは私だけか?ロボに「ぽんこつ」とか「がらくた」とかいう名前をつけてはいけない(私はやってませんよ、もちろん)。

>ぢょん
あらら、やっぱり来られないのですか。残念。せっかくこき使ってやろうと思ったのに(なんだか私、こんな事言ってばっかりだな)。

>近会さま
そういえば「リンダキューブ」でも、自分でつけたキャラの名前を最後に呼んでくれるというのがありましたが、何て言ってるのかいまいちよくわからなかったものです。1文字ずつの発音を単純に繋げただけじゃ言葉にならないんですよね。
近頃は自分で主人公の名前をつけられないゲームが多くなりましたが、それは音声つきのゲームが多くなったこととかなり関係があるんでしょうきっと。


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