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金曜日は
 投稿者:永盛綾子  2000年06月04日 01時52分

「ファミコン1000本ノック2000」というトークライブイベントに行ってまいりました。会場で無事にゆーこちゃんと合流もできまして、たいへん楽しかったであります。ステージから遠い席だったのがちと残念だったけど。
名作迷作とりまぜて次々と往年のファミコンソフトが登場する中、ウィザードリィ3が出た時にはみんな静かに見ていました。やはりその場の多くの人にとってウィズは心の名作なのかな〜と思うと、なんだか嬉しかったであります。(思えばウィズは私の青春でありましたよ。3ではデーモンロードに会いたくて会えないまま終わったけどね〜)
このイベントは今回で二回目なのですが、3回目もぜひ開催してほしいものであります。既に参加者の人数が会場のキャパシティを軽く凌駕しているような気もするが…。

>あおい魔剣さま
>住所変更の件
ええと。(通販の担当は永盛でないのでよくわからないのですが)念のためにもう一度お知らせいただいた方が確実かも知れません…お手数をおかけして済みませぬ。

>シーフ
ソードワールドのシーフって、「ちょっと癖のあるプレイが好きなベテランプレイヤーに好まれる」みたいなイメージがなんとなくあるのですけれど。実際、シーフがパーティの「影のリーダー」みたいになっているパターンって多いような気がします。
ロードスの公式リプレイ一巻目でも、一番リーダーっぽいのはウッドチャックだったなあ。

>RPG
近頃のCRPGは既にキャラメイクをしないものが大半ですからね。大学の後輩のTRPGゲーマーが以前に「本当の意味でのコンピューター『RPG』はウィザードリィだけだ」と言っていたことがあるのですが、至極名言だと思います(笑)。
や、今の主流となっているいわゆる「RPG」も好きなのですが、たまにはキャラメイクをしてみたくなるものです。(その意味では、FFタクティクスの汎用ユニットは久々にキャラメイクの楽しさを味わわせてくれました。イベントで参加する既成キャラより自分で名前をつけて1から育てあげた汎用ユニットの方がよっぽど好きで、イベントキャラ除名したりしてましたっけ…)

>SENさま
>キャラの過去
うーん実際、キャラの過去の設定をちゃんと作ってもそれがプレイの中に直接的な形で出てくることはまず無いだろうという気は私もありますね。しかし、自分のキャラを大事にしてそいつとつきあっていくという過程の上で、過去の設定が何もないというのはいかにも空虚であるような気がします。
今なんとなく思ったのは…キャラの過去や設定をいろいろ作るという事の本当の意味は、その設定がセッションやロールプレイの上で生かされるかどうかという事ではなく、「自分とキャラの結びつき」みたいな物を確保する事なんじゃないのかなと。だからキャラの過去っていうのは、他の誰かや何かのためじゃなくて自分のためにやっている事なのかもという気がします。この場合の「自分のため」っていうのは自己満足という意味じゃなくて。

え〜まあ要は、自分のキャラが可愛いなら「こいつの過去?そんなん知らね〜」じゃなくて、そのくらい作ってやれよと思わないでもないなという事であります(笑)。長期に渡って使うキャラだったら特に。
はっきり言ってTRPGでは自分よりもキャラを愛している人っていないものですから、せめてプレイヤーくらいはキャラをちゃんと愛してあげないといかんと思うです。自己陶酔に陥って周囲を見ていないキャラ作りっていうのは良くないですけれども。

>高慢なエルフ
っていうようなキャラは、気心知れた相手とでないとできないですね。以前に一度、「ハーフエルフを差別するエルフ」っていうのをやってみようと思ったことがあるのですが(「エルフはハーフエルフを差別している」ていう世界観をよく見かける割に、キャラとしてそういう振る舞いをするエルフキャラをまず見かけないからです)…印象のよくない行動をどこまでロールプレイでやっているのか、というのが伝わらないと、やっている方としても難しいです。
TRA.では内輪もいいとこなので、あんな事とかこんな事とかそりゃもう顰蹙なことを遠慮なくやってますが(…って、どんな事やってんだ?)

>うみねこさん
>ゴーストハンター
はうっ。永盛としては24歳の魔女モルガニアさんがかなり個人的ツボにはまっている模様です(笑)。モルガン・ル・フェイって永遠に心の憧れのキャラなので(しかしアーサー王伝説を映画化した作品などでは、ことごとく彼女ってひどい扱い)。
そういえば私は、ソードワールドのソーサラーに大昔から憧れているのですが、いまだに一度もソーサラーをやった事がありません。いや、一回だけあったかな?いつか素敵な魔女のおねえさまをプレイしてみたいものです。

>フォーチュンクエスト
そうそう、ゲーム中でいきなりTRPGを始めるシーンがありましたね。フォーチュンクエストの、砂糖菓子のようにライトでかわいらしい味つけはけっこう好き嫌い分かれるところであろうとは思いますが…「ゲーム的ファンタジー」の世界観を一般に広めたという意味では功績ある作品だと思います(ロードスしかり)。

>弦生さん
いや、リプレイの弦生さんがなかなか多難な人なのは確かですが、「ひどい扱い」というほどひどいわけではないと思いますよ。ただしリプレイでは飛翔さん(そのプレイヤーは央華デザイナーの清松先生なのだそうで)の頭の冴えが際だっているので、ちょっと影の薄い印象はありますけれども(笑)。

あ、いろいろと他にも用事ありますのでメールいたしますね!

>ひまい雑用天使しうにんさま
はい、メール届きました!ありがとうございます。
この週末にお返事および工事とかさせていただきますので、もう少々お待ちくださいまし〜。

で、さらにちょっと以前の話の蒸し返し。異種族談義。

ソードワールドでは確かに異種族を使うことが多いです。ていうのは、あのルールの場合人間キャラだと能力の変動が大きくて、規定の人数作ってもまともに使えるのが一人もできない事も珍しくないからです。(TRA.では通常「3人作ってそのうちの一人を使う」というローカルルールになっています)その点異種族は、幅がない分安心感もありますので。
まあ、それは能力値的な話。

色眼鏡率やステロタイプ、また「事象の一部分のみを特化して再構築」という話がありましたが。
キャラ作りっていうのはもともと、事象の一部分のみを特化して再構築することに他ならないと思います。
TRPGのセッションを行う限られた時間の中では、そこに現れるキャラの姿っていうのは「本来あるべき全体」のうちのほんの少し。で、その限られた切片の中で「キャラらしさ」というのを表現するためには、どうしてもデフォルメが不可欠ではないでしょうか。
つまりあれですね、似顔絵みたいなものです。少ない線の数でその人らしさをうまく表現するためには、目とか鼻とかその人の造作の中で特徴のある部分を記号化して強調する。そうやって描いたものがリアルかといえばそんな事は無いのですが、なまじリアルな絵よりもずっと「その人らしい」感じがするわけで。
舞台装置ではないですが、限定された場の中で「らしく」見えるためには嘘が不可欠なものなのです。「キャラが立っている」ていうのはそういう事なんじゃないかなと。
で、うみねこさんが「色眼鏡がかかるのが楽でもある」とおっしゃるように、その「嘘」のためにステロタイプなひな型や色眼鏡を利用するというのもそれはそれで有効な手段であると思うのです。異性キャラにしてもそうですね。偽物なのは最初から明白なことで、その中でいかにやっていけるかという事だと思うんです。
…って、だんだんとり氏の言うことと関係なくなってきている気がするな。

>周りのキャラとのコンセンサスを取れる余地が残されていなければ円滑なプレイにはなり得まい。
うむ。私がとり氏の言葉を正しくその意図通りに取れているかどうかは不明ですが。
ロビーナを使って以来「TRPGの醍醐味は自分のキャラにのめり込む事じゃなくて、他のキャラとどう関わっていくかという事だ」と思う。だから近頃では、自分のキャラが他のキャラの事をどう思っているのかという事をメインに考えるようになったりしました。それはもちろん、他のプレイヤーもそうであってくれないと意味が無いわけですけど。

>TRPGに於いて重要なのは 設定を捻くり出す想像力ではなく、用意された設定からキャラをシミュレート出来る計算力ではなかろうか

大事なのは、「この状況だったらこのキャラはどんな風に答え、どう行動するのか」という問いに対し破綻のない答えを瞬時にして用意できることだと思う。その意味では、TRPGをやるというのは同人小説や漫画を描くのとよく似ていると思うであります。
ん〜まあ、使う言葉は違うけどたぶんとり氏の言うことは自分の思ってる事と同じなんだろうな、という気はするですよ。


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