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帝都と言っても帝都大戦ではない
 投稿者:永盛綾子  2001年06月14日 23時52分

http://www.metropolis-movie.com/
↑さきの週末、TRA.の面々で映画「メトロポリス」を見てきました。
ポンコツ系のへんなロボットがたくさん出てくるので、そういうのが好きな永盛としては非常に心ときめく映画でした。消防ロボットにもうラブラブ状態…(しかしあれが出てくる時のBGMって、どう聞いても「ナンダコリャ、ナンダコリャ」と連呼しているように聞こえる)。
画面の仕上がりのクオリティもすごいし、「うらぶれた路地裏の光景」とか「歯車系ギミック」なんていう方面の偏愛趣味も充分に満たしてくれるものがありました。
しかし一方、いまいち見た後でスッキリしないというか…ややシナリオに難あり?という感じが残らなくもなかったです。
キーキャラクターであるティマの書き込みが弱かったのかな。あと、雪のシーンから先の部分の長さが半端だったような…
まあなんだかんだ言いつつも、もう一度見に行きたい映画であります。

見る前は「あれはティマに萌える映画なのか?」と思ってたんですが、見てみたら「あ、これはロックに萌える映画だったのか」という印象。とにかくロックがえらいかっこいいので、ロックファンは泣いて喜ぶ仕上がりでしょう。ファザコンって言ったらおしまいだけど。
あと、あれだけ手塚オールスターキャストな仕様なのに、なんでロビタが出演してないんだ!
というのが個人的にちょっとだけ残念(笑)。
出てたら出てたで、「火の鳥」の時みたいにロックに破壊されるっぽいな…。

ついでに予告編で、「千と千尋の神隠し」の予告も見られました。
なんか、あのシシ神とタタリ神をいっしょにしたみたいなへんてこなキャラがすごく気になる…。ジブリのサイトを見たところ、あれは「カオナシ」という名前らしい。
予告のバックに流れていた歌(主題歌?)もかなりいい感じ。7月の公開がよけい楽しみです。


今日は上野でやっている「アール・ヌーヴォー展」に行きました。
…うーん、個人的にそれほどでもなかった気がするのは何故なんだろう?
私の場合、92年の「ルネ・ラリック展」を見た時のインパクトが強烈すぎて、それがかえって今回の展覧会の印象を艶消ししているのかも。
しかしビアズリーのイラストの原画が一点来ていたのは、知らなかっただけに儲けもの気分でした。キャプションによると20〜21歳くらいの時の作品だそうで…つくづくとんでもないなあ…。

上野まで行く途中、本屋に寄ってみたら「福神町綺譚」の3巻が出ているのを発見したので、お金があるうちに購入。55ページ下段のコマにいるこのキャラはまさか…せ、「せがれ」!?(笑)


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