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ちょっと前の話になりますが
 投稿者:永盛綾子  2001年12月08日 14時01分

12/1に、TRA.有志4人で念願のジブリ美術館に行ってきました。
中がどんな感じになっているのか、美術館のサイトなどからそこそこ知識としては知っていましたが…
やはり実際に見てみて、建物そのものの楽しさや居心地の良さ・細かい所まで神経を使っている感じが非常に印象的でした。
かと言って「楽しさや雰囲気だけを重視」というのでもなく、ある程度のマニアの目から見ても充分に興味深い展示も用意されていて見応えもあります。
(企画展で「千と千尋」の背景原画の展示をやってましたが、映画を見ていて「これはCGで作ってるだろ」と思っていた部分が、原画をよく見たらどう見ても手描きだったのでびっくり。)
作業中にスタッフが描いたらくがきなども展示されていて、個人的にはこういう裏方の空気をかいま見せてくれるものが一番ツボにはまりました(笑)。

ミュージアムショップでは、グッズなどの他に書籍の品揃えが充実しているのが有り難かったです。
今になって欲しくなってきて「そのへんの本屋にあるうちに買っとくんだった!」と後悔していた「ジ・アート・オブ・ホームズ」および「紅の豚」のロマンアルバムを買ってきました。

予約制の入場制限システムがとかく話題になりがちですが…
人数制限しているとはいえ、やはり時間と場所によってはけっこう混雑する印象でした。
付属の喫茶室なども凝っているようなのでぜひ入ってみたかったのですが、お昼を回ると長蛇の列ができていたので今回は断念。
今でさえこれですから、もし予約制になっていなかったらカタストロフ状態でしょうな。
(宮崎氏のコメントに「空いている時こそ居心地のいい美術館にしたい」とあったけど、あの美術館が空いている時なんてこの先数年は無いんじゃなかろうか。笑)

そうそう、美術館限定公開の短編映画「くじらとり」もとても面白かったです。
原作の「いやいやえん」をガキんちょの頃から愛読していた者としては、本当に原作に忠実な作りになっている所が嬉しかったなあ(作中に出てくる「ぞうとらいおんまるの歌」の詞まで原作と同じだった)。
でもよく考えると「くじらとり」の話ではしげるちゃんの出番があまりないので、持ち前のメチャクチャぶりを本領発揮できなくて、彼にはちょっと気の毒なような気もします。

…とまあ、私としてはとても楽しい場所でした。
何ヶ月か経ったらまた訪れてみたいところです。


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