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それは生きる意志を持つ者の意地に他ならない
 投稿者:永盛綾子  2005年01月18日 07時57分

今年がトリ年なので、ちかごろなんとなく鳥フィーバーな気分になって
DC版の斑鳩をやってみたりしています。(私の頭の中ではあれは鳥ゲーなので)
でもプレイの仕方や敵の出方を完璧に忘れていて、自分でも呆れるくらい
ダメすぎなプレイになっているのが笑えました。
しかし本当に綺麗なゲームだなあ…
基本的なゲーム性は2Dなのに、あの空間の奥行き感と飛翔感みたいなのがすごく好き。
4面の前半、ミサゴの内部で歌鶫とレーザーがぐるぐる回ってるあたりは、もはや要塞というより
神聖な儀式か何かのための舞踏のようにすら見えてくる…

で、自分が最初にこのゲームを知った頃は関連書籍は何もなかったのですが、
あれからGC版も出た事だし、攻略本とかはないのかな?
と思ってアマゾンで検索してみたところ…
近頃のゲームにしてはいっそ見事なくらい、ほんとに関連商品が何もない。サントラCDすら無い。
昔のアルカディアでは公式イラストや設定画が公開されていた事があったようで、
(TRA.の鳥坂氏がこの雑誌を買っていたのでちらっと見た事があります)
個人的には、そういうイラストや設定などを集めた本を期待していたのですけれども。
というわけで斑鳩の絵を描きたい気分になっても、ほとんど資料がないのが辛いところ。
あれだけきれいなゲームなのにイラストサイトが少ないのも、ゲーム難易度が高いというだけでなく
紙媒体の資料があまり無い為だろうなと改めて思いました。

余談。アマゾンにて「斑鳩」で検索をかけたら、そういう名のボーイズラブ作家さんがおられるようで、
それ系の本がたくさんひっかかってきたのが可笑しかったです。


それと「ゴジラ・FINAL WARS」を見てきました。
ゴジラの映画は、面白い時と印象に残らない時の差が割と大きかったりするので
「まあ期待しないで記念に見ておこう」くらいの気分だったのですが、
その割には意外と普通に面白かったであります。
(ゴジラというよりは、映画版キャシャーンや近年の仮面ライダーみたいな作りだなとも思いましたが。)
しょせん今の時代の怪獣映画で、半端に人間ドラマを狙ったって寒いだけになりがちなんだから
あのくらい開き直ってマンガっぽさに走った方が、見ていて恥ずかしくなくていいと思うですよ。
怪獣映画の怪獣というのは破壊的な所がいいのであって、
ヘンに超能力少女と交信したり人間と馴れ合ったりしなくていいです。

ただ、肝心のゴジラの顔の造形がちとかっこ悪く見えた
(単に私の趣味に合わないだけかも知れませんが)のが惜しかったです。
口の部分が細いせいでなんだかアヒルっぽい。
私としては燃えのツボにはまる場面も多かったし、サービス精神もよく感じられて好感が持てましたが、
それだけに、ゴジラの顔さえ良かったら更にポイント高かったのになあ…とちょっと残念でした。
逆にキングギドラは見せ場に乏しかったですが、「旧来版のギドラの造形はここがいまいち」
と個人的に思っていた部分が改善されていて、今回の造形は良かったと思います。
そういえばアレの前段階のデザインを寺田克也氏が担当しているのでしたっけ。

あとX星人の皆さんが楽しい。韮沢靖氏デザインの衣装が、彼らのエキセントリックなキャラクター性に
ぴったりですな。
やっぱマグロ食ってるようなのはダメだ。


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