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「Makotoのおぼえがき」 第2回

 トップでも言っていますが、TRA.落選しましたー(泣) そんなわけで、こっそり央華本の製作を進行しています。ひょっとすると通販のみの先行販売とか、別イベント参加、とかありえるかもしれないので、お暇な時にチェックしに来て下さると嬉しいです。

 さて、この間久しぶりにSWをやりました。ただし、GMで。リプレイ未収録も含めて、通算21シナリオ目です。いやあ、よく続いていますねー。我ながら感心。キャラクター作ってから●年経ってるのよね。ふっ。

 で、最近GMをやる事が多いのでGM技能(※)が上昇中(自分で言うなよ…)。 その分慣れが生じちゃって、だんだんシナリオを真面目に準備しななってきているのが問題ですね。その極みが、この間のシナリオだったのだ。 あらすじを書いたレポート用紙1枚だけでプレイやっちゃった(笑)
 途中で破綻するんじゃないかと、さすがにドキドキしながらGMやっていたんですが、まあなんとか無事に終了しました。 でも今回のはプレイ後に色々「あそこはああすれば良かったー」という後悔する部分が多かったので、次回以降のGMの時は少し初心に返ってシナリオ作りをしようと思ってます。
 そのうち本になると思うので、この話のGMノートの時は色々書く事がありそうだわ…。
 ※GM技能 : JAROに電話されない程度のハッタリ・ウソ・詭弁をあやつる技能。これが上昇すると、日常生活の会話においても、妙に説得力のある会話が出来るようになる。 類似品に「プレイヤー技能」という、GMをだます事専門のサギ師技能がある。

 ネタがないなあ…(苦笑) 暇なので、私がどうやってシナリオを考えているか書いてみようか。
 システムによって違うんですが、まずSWの場合は割とテーマ(Vol.8のように「祭り」という皆が知っているテーマの場合もあれば、私個人の中で「今回GMをやるにあたっての方向性」みたいなテーマもあるのです。ちなみに、上に述べた手抜き(泣)シナリオのテーマは「新展開」です。なぜそうなのかは、リプレイ出てからのお楽しみ)があって、それに合うようにシナリオを作っていく感じです。シナリオの展開に詰まると、某文庫の「〜コレクション」シリーズなどを読んで、「ああ、こういう雰囲気だ」といって自分なりにアレンジしたりしています。意外とゲーム(家庭用ゲーム機ね)のネタも使えますね。
 央華の場合は、敵キャラを決める事が最初かな。こちらはある意味、シナリオの結末は水戸黄門でOKなので、どんな敵キャラを使ってシナリオにメリハリをつけるか、という所にポイントを置いています。
 まあ央華は私が専属GMなので、SWと違って複線をはりまくっても良いのですがね。まだやってません。多分。ふふ。
 で、最後に妖魔の場合です。まだ本になっていませんが1度GMをやらせてもらいました。 その時はオカルト系の少女マンガを元にしてシナリオを作りました。元ネタとは言っても、それその物をシナリオに起こすのではなく、発端とか途中の展開ネタなどに使っている程度なので、原型はとどめていません。 妖魔の世界観はすごく好きなんですが、GURPSのシステムで敵ボスのパラメーター設定の加減が判らないので、そこは要精進です。誰か敵ボス作成システムとか作ってくれないかなあ。そしたら、がしがしシナリオ作っちゃうのになあ。でもそうすると恭哉が活躍できないか。

 ま、それでは今月はこの辺で。(月イチ更新なのか?)

1999/6  綾瀬川 慎 


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