高天原
(2005.MARCH)
7代目のトップ絵として使っていた絵です。
よくビュウは「類まれに不幸な主人公」と評されているように思いますが、個人的には
ビュウが最後まで不幸な人だという印象はさほどありません。
私の場合「ラグーンを見守るビュウ」とか「将来はドラゴンおやじ」というイベントを見た時、
ナチュラルに「おーそりゃ最高にかっこいいな!」と思っていたせいかも知れません。
ゆえに、ファンブックで「このままだとドラゴンじじいになってしまうのが不安要素」
という一文を見た時には「ドラゴンじじいが嫌だっていう人もいるのか…」と、
ちょっと新鮮に感じた記憶があります。
なので私の頭の中では最終的にはビュウは救われてるというか、
彼が得なかった物と得た物を比べた時、決して後者の方が小さいという事はないのではないかと。
もしもビュウに哀愁があるとしたら、それは別に「ヨヨの恋人の座を得られなかったから」
とかの問題ではなく、他の誰も知らない世界を見ているが故の、
そういう哀愁なのではないかと思います。