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(2003.JULY)
「主線に金細工っぽいCG処理を入れる方法」というのを思いついて、それをこの絵で
試してみたのだったような記憶があります。
(「ローブと骸骨と翼」という、描きたい要素を適当に入れただけのらくがきとも言えますが。)
例によってTRA.のトップ絵にするつもりで描いていましたが、縁起の悪い絵なので
いまいち使う機会がなく、ここに載せるまではお蔵入り状態になっていました。
西洋美術などではこういう「死」の擬人像というのは割と定番な題材だったりして、
宗教的な主題の絵画の中では普通によく見かけるテーマです。
下に書いてあるラテン文は、【終末を思え、世の栄光はすべて過ぎ行くものなり】というような意味。
「メメント・モリ」というやつですな。