Neverending Circle
(2006.DECEMBER)

2006年クリスマス記念絵。
円という図形は循環と永遠の象徴であり、一年の終わりの昼が最も短くなるこの時期に
リースを飾る事には、その意味もあるんだ…というような話をどこかで聞いた気がします。
一方(脱皮をする性質から)蛇や竜にも同じような象徴の意味があったりもするそうで、
そんなこんなでこの年のクリスマス絵は「ドラゴンのリース」という内容です。

最初はお菓子や果物の飾られたリースにしようかと思っていたのですが、
バハラグのドラゴンといえば「食品でない物までとにかくなんでも喰う」
というのがアイデンティティなので、武器や道具がくっついているリースにしてみました。
線画を描いている最中に、何度か物の位置を動かしたり交換したりしていたせいで
同じキャラを二度描きそうになったり、描くべきものを忘れそうになったりした…。



ドラえもんの道具で、絵などにかけるとその絵の続きのシーンが見られる
「つづきスプレー」というのがあったけど、あれをこの絵にかけるとたぶん
『リボンの蝶結びがほどけてスイングの軌道が狂ったラッシュが、サンダーホークあたりに
派手に激突してその後カタストロフ』とかいう状況になるんじゃないかなと思います。
  あ。そばにいるモルテンが盾を持っているのは、そのとばっちりを防ぐためだったのか!




■■糸玉を辿る■■