9 QUINTY
(2005.JANUARY)
FCの懐ゲー「クインティ」より。
このゲームと同じスタッフがのちにポケモンを作り、それが大ヒットしたためか
クインティの方も名作として割と知名度があるようです。
先日、FCソフトを稼働できるハードを買ってきて10年以上ぶりにプレイしてみたら
あまりに懐かしくて感動したので、その勢いで描きました。
参考資料は大昔の「Hippon Super」誌。←いまだに30冊くらい捨てずに保存してある
しかし絵柄そのものを他の方のスタイルに似せて描くのって難しいなあ!!
クインティ、ほんとはもっと可愛いのに、あの独特の可愛さが再現できなかった気がします。
クインティといえばゲームそのものが好きだったのはもちろんですが、
(うちの兄とよく二人同時プレイで遊んでいたものです)
ゲームのキャラデザを手がけた杉森健氏がHippon Super誌にコミック版を連載していまして、
それも毎回とても楽しみに読んでいました。
連載が進むにつれて、何やらアブノーマルな傾向が強くなっていくのが可笑しかった。
コミック版で、クインティとアクロバットとミミーのゴタゴタが好きだったのでその3人を。
イジワル娘のミミーが(諸事情あって)アクロに惚れてしまい、さらに
アクロは最初はクインティを敵視してたんだけど(諸事情あって)クインティに惚れてしまう。
という、なかなか複雑な展開になっていたっけ。
あと、私はパートンがお気に入りキャラなので彼も入れてみました。
(ちなみにパートンが好きな理由は単純で、いつもゲームを遊ぶ時に
兄がカートン・私がパートンを使っていたからです。
二人プレイでゲームクリアすると、「カートンとジェニーが再会してラブラブ〜」な雰囲気の時に、
泣いているクインティをパートンがなぐさめてあげる仕様がものすごく好きでした)
コミック版では、原作のゲームと比べるとだいぶアレンジが入っているキャラも多くて
そこが一つの楽しみでもありました。
ミミーはツインテールになっていたり、セカム兄さんが眼鏡かけてたり。
特にアクロバットはコミックに登場するのが割と遅かったキャラなのですが、
いざ出てきてみたら、ゲームのパッケージ絵と同キャラに見えないほどのガラの悪さに
目が点になった記憶があります。
(しかしクインティへの果たし状をウサギ柄の可愛い便箋に書く男…)