大河が尽きるところ
(2005.DECEMBER)
タイチョーとグンソーとセリーヌさん。マハール滅亡の時の戦いのイメージかな。
ダフィラでは革命を志す若者の間で、タイチョーを主人公にした小説が
(そりゃもう売り切れになるくらい)人気らしいですが、その小説の表紙はこんな感じだったりして…
などと思いつつ描いてみました。
戦闘グラのタイチョーの盾の模様、あれはやっぱり「タイチョー」の頭文字のTなんだろうか。
ですが実を言うと、タイチョーを描きたかったというより「その傍らで戦うグンソー」
という図を描いてみたかった絵です。
タイチョーとグンソーについては(「13章で同衾しているのはやめれ」と
思いっきりツッコミを入れたくなったりもしますけど)それは置いといて、
地味ながら根強い信頼関係…みたいな所が普通に好きです。
初回プレイの時には序盤のうち、タイチョーがカーナでなくマハールの人
(しかも「マハール一の戦士」と呼ばれる人だった)という実感が薄かったので
マテの腰巾着状態でアホな事をやっているタイチョーにもあまり感慨は無かったのですが。
タイチョーの過去を知ってゲームをやっていると、グンソーの
「タイチョー殿は昔はああではなかったのですよ。しかし……
ハハハ……長い話になります。いつかお話する機会もあるでしょう」(7章)
「今まであなたについて来て本当に良かった…」(エンディング)
というあたりの台詞もまた違って見えてくるというか。
ああいう言葉の裏では、どんな思いでタイチョーを見ながらグンソーはずっと共に戦っていたんだろうな…
とかいう事が頭にありながら描いた絵です。
やっぱりグンソーさん、しみじみと好きだ。うむ。