22日号








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さて、2002年初の更新です。と言っても既に2月。
今回は顕示台室と集合墓地をメインにいじってみました。
(バーチャロン強化月間??)

今回のトップ写真は、私が勝手に「イタリア三大とんでもない聖堂」のうちの一つだと思っているミラノの大聖堂です(あとの2つはローマのサン・ピエトロとヴェネツィアのサン・マルコ)。
天井が非常に高い典型的ゴシック様式の聖堂ですが、このような様式はもともとフランスを発祥地としており、イタリア国内ではむしろ珍しいタイプの聖堂です。
私は大昔には、こういう聖堂って数階建てになっているものとばかり思っていました。しかし実は平屋建て・つまり地面から屋根までぶち抜きの構造になっていることを知った時はかなり驚いたものです。

ここは屋根の上に登って見学してみることもできるのですが…
普通に考えてまず参拝者の目には触れないような所にまで凝りに凝った装飾が施されており、その生真面目さには執念のようなものさえ感じられるほどです。
やはり人のためではなく神様のために作られたものだからかなあ…と思いつつ、無信仰の者としてはその捧げ物の膨大さに圧倒されずにはいられません。
ところで屋根の上にいる時は、自分の足の下にある巨大な空間のことなどなるべく考えないようにしましょう(笑)。

反面、細かく見ていくといつまでも飽きずに楽しませてくれる場所でもあります。
ミラノは月曜日にはほとんどの観光名所が休みになってしまうので、他に行く所がなくなってこの聖堂(および近所にあるデパート)で1日を潰したりしたこともありました。







■■糸玉を辿る■■