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この期に及んで
 投稿者:永盛綾子  2002年03月28日 02時17分

ようやくハリー・ポッターの映画版を見てきました。
で、感想としては、かなり良かったと思います。
小説を映画にする場合「映画ならではの面白さをどれだけ発揮できるか」というのがポイントの一つだと思うのですが、そこがうまく作られていた感じ。特にクィディッチと巨大チェスの場面は印象的だったなあ。
あと、知り合いが以前「飛行術の先生のマダム・フーチがすごくいいんですよ!」と力説しまくっていたのですが、その理由がよくわかりました。あれはいい。

反面…
展開としては原作に忠実であるものの、細かい部分の描写がいろいろ省かれているため、小説を知らない人が見た時にいまいち納得しづらい箇所があるのでは。とも思いました。
「原作は読んでいないが、主人公が不当に恵まれすぎていていけすかない映画だった」という評価をネット上で見たことがあるのですが、確かにそれも一理あるかもなーと。
原作にあった「ハリーの忍従の日々」(笑)みたいな箇所が映画ではほとんどカットされているせいか、ハリーがあまり努力や苦労をしていないように見える気がします。
しかしなにしろ美術や映像が魅力的でしたし、個人的には価値のある映画でした。

ところで巷ではハリーやハーマイオニーが人気あるようですが、私はロン君が良かったと思います(笑)。
「素の状態で美形な顔」という雰囲気ではないだけに、チェスシーンでのかっこよさはインパクトが強かった…。


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