私の中で永遠の名作である「パンツァードラグーン・ツヴァイ」より、ブリゲードウィング。
本当は(ボックスモードで設定すれば話は別として)普通にプレイしている限りだと、
どう頑張ってもこの絵のステージの時点ではブリゲードにならないのですが。
個人的に最も思い入れの深いステージなので、あえて背景に使ってみました。
以前にブリゲードウィングの練習絵をアップした事がありますけども、
その本番の絵がこれというわけです。
パンドラの世界の量感や空気感はものすごい衝撃的体験だったのに、自分で描いてみようとすると
元の魅力が再現できない貧相な絵になってしまうのがいつも悩みでした。
そのため長年大好きなゲームである割に、パンドラの絵というのは
今まであまり手が出せなかったのですが。
近頃某コーナーのタイトルに「BRIGADEWING」という言葉を借用していたら
ずっと果たせなかった「描きたい願望」が蘇ってきたので、もう実力不足は横に置いて
この際描いてみることにした次第です。
以下、ブリゲードウィングについて。
「ツヴァイ」のドラゴンの中では一番好きです。(次点がスカイダートかな)
体格大きい!露骨に派手ではない、いぶし銀のような渋さ!いかにも戦闘的な迫力!
名前かっこいい!翼のシルエットや色も物珍しくていい!
などなど、魅力はいろいろあるのですが。
私の場合、「ゲーム内であの形態を見たことのない期間がかなり長かった」という要因が大きいです…
それまでのステージでそこそこ好成績を取らないと、終盤でブリゲードウィングに変型しないので。
私はアクション系のゲーム適性がまるでダメなのにパンドラにはまってしまったため、攻略本を買うまで
あの形態が存在する事すら知らずにクリアしていました。
「出せた瞬間の感動」という点では、難度が高い分ブルードラゴンの方が上でしたが、
見た目が割とオーソドックスなブルードラゴンより、ブリゲードの方が個人的に思い入れが強い感じです。
(でもブリゲードを出すつもりでプレイしている時に限って、地下遺跡ステージでうっかり成績を稼ぎすぎて
スカイダート&ブルードラゴンの進化ルートに入ってしまい「あ、これじゃダメじゃん!」という事になったりする)
「アゼル」でも隠し形態としてブリゲードウィングを出すことができますが、ツヴァイでの勇姿より
全体的にかっこ悪い印象のバランスになっていたのは残念でした。
あのモーフィングシステムに適応させるのが難しかったのかな。
本当はこのステージ(ツヴァイのエピソード5・雪の海とシェルクーフ)についても
語りたい愛は尽きないのですが、いつまで語っても本気で終わらなくなるのでやめにします。
でも「雪の降り方の軌跡がステージ半ばで変わる事で、天候の悪化やドラゴンが増速した感じが
伝わってくる演出がすごく好きだ!」というのだけ叫んでおく。
■■糸玉を辿る■■