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夏もそろそろ終わりまして
 投稿者:永盛綾子  2004年09月12日 00時24分

夏コミで来て下さった皆様、ありがとうございました&たいへん暑い中をお疲れ様でした。
夏コミ後は、数日以内に冬コミの申し込み書を出さないといけないため
毎年どたばたしているのですが、冬の申し込み書はいちおう投函された模様です。
(と、書類担当のメンバーが言っておりました)
次回の申し込みジャンルはソードワールドの予定です。よろしければまたお会いできると嬉しいです。

↓以下、近況

買ってから数ヶ月ほどほったらかしの「ICO」をプレイしようと思う今日このごろ。
というのは、先日発売された宮部みゆき氏のICOの小説を買ってみたはいいものの、
我慢できずに冒頭を少し読んでみたら「やはりこれはゲームやってから読んだ方がよさげだ!」
と思ったためです。
一般書籍であれだけメジャーな作家さんがゲームのノベライズを書く…というのは
珍しいと思うので、どういう経過でこの企画が決まったのか不思議だったのですが。
小説の後書きを読んでみたら、宮部氏ご本人がこのゲームのファンだったため
権利を取得してノベライズしたとの事。
個人的には「ノベライズとか二次創作というのは、原作への愛がある事が大事だよなあ」と
つねづね思うので、これはいいエピソードだなと思いました。
そんな私は、ゲームのノベライズというと、ベニー松山氏や手塚一郎氏の
ウィザードリィ小説がまっ先に頭に浮かんでくる人種だったりして。


先日、フォトショのグラデツールを使う時、無意識に頭の中で「王様レインボー」
と呟いている自分に気付きました。やばい。
塊魂はいろんな意味で脳を汚染するゲームであります。
やばいといえば、そうそう!ビューティフルジョーのPS2版がもう発売されていたとは!!
やばい、なんてことだ!早く買いに行かねばー!!(無意味にテンション上がりすぎ)
でも買ったら買ったで、それはそれでやばい事態にはまりそうで困ったものです。


あと、「スチームボーイ」と「ビッグ・フィッシュ」の映画を見ました。
スチームボーイの方は、いろいろ要素を詰め込みすぎてるせいでかえってメリハリがなく見える気がして、
ひたすら勿体ないなあというのが総合的印象でした。
(作画クオリティやガジェットの面白さは文句のつけようがないだけに、
「勿体ない」としか言いようがない感じ…)
でも結論としては「スカーレットちゃん萌え!!!」の一語に尽きるのでまあいいかと(笑)。
というか予告編を見た段階では、リリエンタールみたいな飛行メカを装備した鎧騎士に
萌えまくる予定だったのですが、実際にはあれちょっとしか出てこないので。(やはり勿体ない…)
小道具や舞台設定にあれだけ力入ってるのは素晴らしいんだけど、「出した後どう見せるか」を
もっと工夫してほしかったように思います。

まあ贅沢な作りといえばそうですし、「こういうのがやりたかったんだ!」
という思い入れはものすごくよくわかるので、ある意味あれでいいのかなという気もしますが。
そういう気合いが力の限り伝わってくるという意味では、愛すべき映画だなあとも思います。
何はともあれ続編が早く観たいですね。次は9年も経たないうちに(笑)。

「ビッグ・フィッシュ」は、「シカゴ」みたいな作り方で「みなさん、さようなら」
をやったような内容でした。
(状況設定そのものは「みなさん、さようなら」とほんとにそっくり。
なのにぜんぜん別物な話なのが面白い)
途中で「こういう終わり方なんだろうな?」という想像はついたものの、
どうやってその終わり方に持っていくのかがわからなかったので、最後のあれは
すごい勢いで泣けそうになってちょっと困りました。
コミカルなようでしみじみと素敵な映画だ。
「泣きそうになった度」では、王の帰還やマスター&コマンダーと並んで
今年見た映画の中ではトップクラスだったかも。期待以上に良かったです。


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